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G1波乱の開幕!王者・真壁が初出場男に敗れた

[ 2010年8月7日 06:00 ]

中邑真輔を下し、開幕戦を勝利で飾った永田裕志

 新日本プロレスの真夏の祭典「G1クライマックス」が6日、東京・後楽園ホールで開幕。前年覇者でIWGPヘビー級王者の真壁刀義(37)がG1初出場の内藤哲也(28)に敗れる波乱があった。序盤から痛めていたろっ骨を集中攻撃され劣勢に立たされた真壁は、それでも王者の意地を見せてラリアット、パワーボムを連発。しかし、勝利目前で必殺のキングコングニードロップが自爆に終わると、14分34秒、高角度前方回転エビ固めでまさかの黒星を喫した。試合後、真壁は「明日から全勝すればいいだけだろ」と言いながらも「ちょっと現実を受け入れられない」とショックありあり。大金星を挙げた内藤は「波乱?オレにとっちゃ順当だよ」とビッグマウスをさく裂させていた。

 また、07年覇者の棚橋弘至(33)も初出場の“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン(30)に苦杯。前日に急きょ出場が決まったIWGPジュニア王者プリンス・デヴィット(29)は50キロを超える体重差をはねのけ、ストロングマンを丸め込んだ。メーンではベテラン永田裕志(42)が優勝候補の中邑真輔(30)との死闘を制し、9年ぶりの優勝へ白星スタートを切った。

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2010年8月7日のニュース