【ＳｍａｃｋＤｏｗｎ】金曜夜を揺るがす大事件が発生(WWEモバイル)

空の棺を前に号泣するケイン(ＷＷＥモバイル提供)

　現地では６月４日に放送されたＳｍａｃｋＤｏｗｎはテキサス州ダラスで行われ、冒頭でゼネラルマネージャー（以下ＧＭ）のセオドア・ロングが衝撃的な発表を行った。ケインが、何者かに襲われたジ・アンダーテイカーを発見、アンダーテイカー自身は植物状態に陥っているというのだ。そのケインは棺を運ぶ僧侶に続いて登場、兄を襲った卑怯（ひきょう）者に対して断固復しゅうを誓った。

　試合は全４試合が組まれ、１試合目では世界ヘビー級王者ジャック・スワガーがＭＶＰを下して勝利、ＭＶＰは試合後に乱入してきたカート・ホーキンズ＆ヴァンス・アーチャーに襲われてしまった。

　２試合目では、ドリュー・マッキンタイアがＩＣ（インターコンチネンタル）王座奪還を狙ってコフィ・キングストンに挑んだ。激しい攻防が展開される中、自腹でチケットを購入したと思われるマット・ハーディが最前列に陣取って観戦を始めた。ドリューは、マットの存在に集中力を失って敗北を喫し、コフィが王座を防衛した。

　３試合目ではケリー・ケリーがローザ・メンデスと対戦、共同女子王者レイ・クール（レイラ＆ミシェル・マクール）が見守る中で快勝を収め、女子王座への射程距離を大きく縮めてみせた。

　メーンイベントでは、ジ・アンダーテイカーの欠場に伴ってフェイタル４ウェイＰＰＶで行われる４ウェイ世界ヘビー級王座戦出場資格を争うＳｍａｃｋＤｏｗｎスーパースター総出場のバトル・ロイヤルが行われた。

　レイ・ミステリオ、ドルフ・ジグラー、ルーク・ギャロズ、ＭＶＰ、フィンレー、ケイレン・クロフト、トレント・バレッタ、クリスチャン、ＪＴＧ、チャボ・ゲレロ、ドリュー・マッキンタイア、ヴァンス・アーチャー、カート・ホーキンズ、コフィ・キングストン、ケインで争われた試合は、レイ、ギャロウズ、ホーキンズ、ケインの４人までに絞られた末、レイがホーキンズを、ケインがギャロウズを敗退へ追いやり、一騎打ちとなった。

　ケインは６１９を浴びながらもレイを追い詰めてチョークスラムを狙ったが、レイはヘッドシザーズで迎撃、ケインをトップロープ上からフロアへ投げ落とすことに成功して、フェイタル４ウェイＰＰＶで行われる世界ヘビー級王座戦出場を決めた。

　ＰＰＶは現地で２０日に開催されるが、それまでの展開を見逃すな！

試合結果の詳細はwwe.co.jpへ

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≪試合結果≫

【１試合目】
◯世界ヘビー級王者ジャック・スワガー　ｖｓ．　ＭＶＰ●（ノンタイトル・マッチ）

【２試合目】
◯ＩＣ王者コフィ・キングストン　ｖｓ．　ドリュー・マッキンタイア●（ＩＣ王座選手権）

【３試合目】
◯ケリー・ケリー　ｖｓ．　ローザ・メンデス●

【４試合目】
優勝：レイ・ミステリオ（フェイタル４ウェイＰＰＶ世界ヘビー級王座戦出場権争奪バトル・ロイヤル）

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