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新生ノアの船出、一周忌迎え“脱三沢”宣言

[ 2010年6月14日 06:00 ]

ノア「Return to Port’10」 会場の入り口に設けられた三沢光晴さんの遺影と献花台はたくさんの花で埋まった

 ノアは13日、東京・ディファ有明で、昨年6月13日に試合中の事故で亡くなった、元ノア社長兼プロレスラーの三沢光晴さん(享年46)の一周忌興行を行った。

 会場には約1800人が足を運び、入り口には三沢さんの遺影と献花台が設置され、多くの花束や三沢さんが好きだったビールなどが供えられた。試合前には1分間の黙とうを行った。
 黙とうの際に遺影を持ってリングに上がった田上社長は「早いもので、もう1年がたったのか。あっという間だった」と大黒柱を失ってからの1年を振り返った。今後については「これが区切り。これからは三沢のカラーだけじゃなくて、いろんなカラーを出したい」と“脱三沢”を宣言した。
 三沢さんの後継者といわれる副社長の丸藤はメーンのタッグ戦で勝利。「きょうは誰も三沢さんの技を使わなかった。それが新たなスタートになった」と新生ノアの船出にあたり決意を表明した。

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2010年6月14日のニュース