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三沢光晴さんの遺志継ぐ 松山で移植支援チャリティー試合

[ 2010年5月26日 07:33 ]

 昨年6月、試合中に頭を強打して46歳の若さで亡くなった人気プロレスラー三沢光晴さんは生前、臓器移植の支援活動を長く続けていた。所属のプロレス団体「ノア」は遺志を引き継いで28日、松山市で移植支援のチャリティー試合を開く。

 ノアによると、三沢さんは先輩レスラーのジャンボ鶴田さんが10年前、肝臓移植手術中に49歳で死亡したことをきっかけに支援活動を開始。試合の際に臓器提供意思表示カードを配ったり、寄付を募ったりしてきた。
 NPO法人「日本移植支援協会」(東京)も三沢さんの支援を受けた団体の一つ。高橋和子副理事長は「チャリティー試合を通じ、プロレスファンの皆さんにも移植の理解が広がってほしい」と期待した。
 試合は松山市総合コミュニティセンターで行われ、ノアの選手らが寄付を募るほか、売り上げの一部を同協会に寄付する。問い合わせはSSJプロモーション、電話087(823)8873。

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2010年5月26日のニュース