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亀田ジム新体制で存続、新会長に吉井氏

[ 2010年5月25日 06:00 ]

 3月27日のWBC世界フライ級タイトルマッチ、亀田興毅―ポンサクレック戦の試合後、亀田3兄弟の父・史郎氏(45)が暴言を吐いた問題で、東日本ボクシング協会は24日、都内で定例理事会を開き亀田ジムに対する処分を発表した。亀田ジムの五十嵐紀行会長(35)を協会員資格の無期限停止とし、吉井慎次トレーナー(50)を新会長とすることを承認。亀田ジムが新体制で活動を再開させることになった。

 会見した東日本協会の大橋会長は「選手に責任はない。存続なら20年以上のキャリアがある吉井氏が一番」と説明。吉井氏には再発防止に向けた確約書を提出させた。事実上の永久追放処分を受けた史郎氏による指導などを指摘する声についても、大橋会長は「(史郎氏は)別の場所に引っ越している」と“けじめ”の行動があったことを評価していた。

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2010年5月25日のニュース