新WECバンタム級王者誕生、D・クルーズがTKO勝利!(UFC公式モバイル)
現地3月6日に米オハイオ州コロンバスのネイションワイド・アリーナで開催された「WEC Bowles vs Cruz」で、新WEC世界バンタム級王者が誕生した。
メーンカード、戦前では「パンチが軽い」等と評され、試合前のオッズでも圧倒的に不利とされていたドミニク・クルーズが、王者ブライアン・ボウルズをTKOで破り、見事新チャンピオンとなった。
2Rからエンジンがかかったクルーズは、4、5発連続してのコンビネーションでボウルズを圧倒し、ローキックで王者をマットに倒す等、試合を有利に進めていた。そのまま2Rが終了し、それぞれコーナーに戻った両者だったが、ボウルズが右の拳を骨折していると主張し、試合続行不可能と判断。TKOでクルーズが新王者となった。
初の世界タイトルを腰に巻いたクルーズは、「まず母に感謝したい。母がいなければ、自分は今こうしてMMAをやれていなかったと思う。ブライアン・ボウルズは凄くタフな相手だった」と、タイトル奪取を喜んだ。
一方ボウルズは、「1R、最初に右を出した時に骨折したと思う」と無念の表情を浮かべた。
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