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内藤VS興毅 史上最多前売り2万枚超え!

[ 2009年11月27日 06:00 ]

ポーズをとる亀田興毅(左)と内藤大助

 WBC世界フライ級タイトルマッチ内藤大助―亀田興毅戦(29日・さいたまスーパーアリーナ)の入場券売り上げが2万枚の大台を突破したことが26日、分かった。

 日本人同士による世界戦では00年10月11日に横浜アリーナで行われたWBA世界ライト級タイトルマッチ、畑山隆則(横浜光)―坂本博之(角海老宝石)戦の1万6000人を上回り、記録を更新することが確実となった。

 タイトルマッチ事務局の関係者は「2週間ぐらい前から急に伸びた。もともと注目のカードだし、ホッとしてます」と説明。17日には興行主でもある内藤陣営の宮田会長が「現時点で1万弱ぐらい」と“苦戦”を打ち明けたが、PR活動の効果などで一気に盛り返したという。

 最も値段の高いSRS席が10万5000円、一番安いスタンドB席でも6300円。かなり強気な価格設定だが、関係者は「すでに売り切れになったと思い込んでいたファンからの問い合わせが多かった」と人気ぶりを明かす。

 90年2月に東京ドームで行われた世界ヘビー級タイトルマッチ、マイク・タイソン(米国)―ジェームス・ダグラス(米国)戦の国内最多5万1600人には及ばないものの、近年では異例の注目度。会場となるさいたまスーパーアリーナは約2万2000人収容のため当日券の販売も予定しているが、異様な熱気に包まれそうだ。

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2009年11月27日のニュース