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ピリピリ会見 声荒げる内藤 興毅は淡々と

[ 2009年11月27日 17:07 ]

WBC世界フライ級タイトルマッチの調印式で記者の質問に答える王者の内藤大助(左端)。右端は挑戦者の亀田興毅

 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ12回戦(29日・さいたまスーパーアリーナ)の調印式と記者会見が27日、東京都内で行われ、6度目の防衛を目指すチャンピオンの内藤大助(宮田)は「やることはやった、あとは絶対おれが勝つぞという気持ちを備えたい」と話し、挑戦者で同級3位の亀田興毅(亀田)も「最後は気持ちの勝負。闘志を出していきたい」と、2階級制覇に向けての意気込みを語った。

 公の場で同席するのは、9月24日の世界戦の発表会見以来。両者はほとんど目を合わさず、会場の雰囲気は緊張感に包まれ、恒例の写真撮影も内藤陣営の要請から双方が合意し実施されなかった。互いに相手へのメッセージを求められると35歳の王者は「ないよ」と声を荒らげ、23歳の挑戦者は「いい試合をしましょう」と淡々と話した。
 グローブは日本製を使用。ルールの詳細については28日に確認される。

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2009年11月27日のニュース