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12年目の悲願…真壁「反骨心」でG1初制覇

[ 2009年8月17日 06:00 ]

G1初制覇を果たした真壁刀義は、優勝旗やトロフィーを前にポーズをとる

 新日本両国大会が16日、東京・両国国技館で行われ、真壁が入団12年目で初の頂点に立った。G1クライマックス決勝はともに初優勝を狙う真壁刀義(36)と中邑真輔(29)が対戦。代名詞のチェーンを本部席に預け、セコンドの本間を控室に戻す“背水の陣”でリングに立った真壁は、中邑の厳しい攻撃に額から流血。さらに右腕を痛めたが、18分29秒、コーナートップからのキングコングニー連発からの体固めで優勝を飾った。

 「(予選で)2連敗して九分九厘、真壁は終わったと思っただろう。そうは問屋がおろさない。今年は負けられなかった。反骨心だよ」。試合後はZERO1の火祭りで優勝した崔に対戦を求められて快諾。さらに、9月27日の神戸大会ではIWGPヘビー級王者。棚橋への挑戦が濃厚だ。「次は棚橋のベルトだよ。気分は最高。オレは最強だ」とニヤリと笑った。

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2009年8月17日のニュース