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西岡&リナレス 勝って米防衛戦だ!

[ 2009年8月12日 06:00 ]

10月にダブル防衛戦に臨む世界王者の西岡利晃(左)とホルヘ・リナレス

 ボクシングのダブル世界戦(10月10日、代々木第2体育館)の発表会見が都内で行われ、WBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃(33=帝拳)が元WBOスーパーフライ級王者のイバン・エルナンデス(26=メキシコ)、WBA世界スーパーフェザー級王者ホルヘ・リナレス(23=帝拳)は21戦無敗のファン・カルロス・サルガド(24=メキシコ)と、それぞれ防衛戦を行うことが発表された。ともに海外でKO防衛を果たしての凱旋試合。5月に日本人として24年ぶりの海外防衛に成功した西岡は「ビッグファイトをアピールできるような、圧倒的な強さを見せたい」と3度目の防衛に自信をにじませ、無敗対決に臨むベネズエラ人のリナレスも「日本のファンの前で試合ができてうれしい」と2年8カ月ぶりの日本での試合に意気込んだ。

 2人とも今回の防衛戦をクリアすれば、そろって米国進出の可能性が浮上。日本ジム所属選手が海外で同時に防衛戦を行えば史上初となる。所属する帝拳ジムの本田会長も「これからは海外で稼ぐ時代」と積極的だけに、夢が広がりそうだ。

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2009年8月12日のニュース