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元プロボクサー2人をタクシー強盗容疑で逮捕

[ 2009年5月14日 22:58 ]

 大阪府警捜査一課と西成署は14日までに、タクシー運転手を脅し料金を踏み倒した強盗容疑で、いずれも元プロボクサーのトーレス・マルティネス・健文(21)=大阪市平野区、山本良貴(21)=同市西成区=の両容疑者を逮捕した。

 西日本ボクシング協会のホームページなどによると、トーレス容疑者はメキシコ生まれで、幼少期に世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級王者の経歴を持つ父親とともに来日。自身もWBCバンタム級15位になったことがあるが、4月に引退した。

 逮捕容疑は3月17日午後9時40分ごろ、堺市からタクシーに乗り、約40分後に大阪市西成区北津守4丁目に到着した際、50代の女性運転手の腕をつかんで「金を出せ」と脅迫、料金約6000円を踏み倒した疑い。
 捜査一課によると、トーレス容疑者らは運転手の上着ポケットから現金を奪おうとしたが、運転手が防犯ブザーを鳴らしたため何も取らずに逃走。タクシーから採取された掌紋が山本容疑者のものと一致した。

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2009年5月14日のニュース