【DeNA・相川監督独占手記】開幕5戦目で初勝利「改めて勝つことの難しさを実感」

[ 2026年4月2日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA4―1阪神 ( 2026年4月1日    京セラD )

<神・D>監督初勝利を挙げ、ウイニングボールを手にファンの声援に応える相川監督(撮影・北條 貴史)
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 ついに勝った。就任1年目のDeNA・相川亮二監督(49)が1日の阪神戦で開幕から5戦目にして初勝利をつかんだ。初回から打線が機能して主導権を握り、4投手の継投も決まって4―1で逃げ切った。待望の初白星で開幕戦からの連敗を4で止め、目標とする98年以来のリーグ優勝へ発進。スポニチ本紙に独占手記を寄せた。

 まずは初勝利を挙げることができてホッとしました。これで終わりではなく、まだまだ試合が待っているので喜びというのは少しだけです。キャプテンを中心にチームを、まさにつくり上げている最中です。これから、もっともっと強いチームの戦い方、雰囲気をつくっていけると感じています。

 阪神の藤川監督とは06年のWBCで共に日の丸を背負って戦った経験もあります。とてもクレバーでいろいろなことを考えながらプレーしている選手でした。指導者になっても印象は変わらず、昨季は対戦相手としてしっかりとした監督像を持っているなと感じました。

 開幕から改めて勝つことの難しさを実感しました。采配でも、もう少し工夫できた部分はあったと感じています。そこがかみ合わず開幕4連敗という結果にはなりましたが、チームを勝たせるのが監督の仕事。この先は最後に相手を1点上回る試合をたくさん積み重ねていきたいです。

 キャンプ、オープン戦を通じて、緊張感というか空気感、雰囲気をどう整えていくかを筒香キャプテンと話し合ってきました。決して一体感のあるチームを目指しているのではなく、勝っていくことでしか一体にはなれないと思っています。

 一体感があるからといって勝てるわけではない。勝つためのいろいろな役割をそれぞれがこなしていくチームを目指しています。監督やコーチからではなく、やはり選手たちが行動していくことが理想です。チームの雰囲気や空気は自然とつくっていけるものですし、まさにそういう雰囲気で開幕を迎えることができたのかなと思っています。

 特に影響を受けた監督は、巨人時代の原辰徳監督とヤクルト時代の小川淳司監督です。原さんの一番の凄さはなんと言っても勝負勘。そこはずばぬけていました。勝ちに徹する采配が目の前で勝利という結果に結びつくということを感じ、そういう意味では唯一無二の監督なのかもしれません。小川さんは一番長く選手としてやらせてもらった監督。本当に気遣いをしていただきましたし、いろんなことを伝えてもらってチームの方向性を示してくれた人です。監督の立場になって、参考にしながらチームづくりを進めています。

 ファンの皆さんにはいつも本当に感謝しています。一番多くの勝ちを届けなければ優勝はできない。応援が選手の力になっていますし、ベイスターズに関わる全ての人たちのエネルギーでもあります。今季もより一層の力を貸していただきたいなと思っています。

 負けることよりも勝つことの方が苦しいと思っています。絶対に勝たなくちゃいけない試合が続くからこそ、初めて苦しみが生まれる。監督としてシーズン終了まで常に前向きな行動や発言をしていくつもりです。一緒に苦しんで、一緒に優勝しましょう。(横浜DeNAベイスターズ監督)

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