広島・佐々木泰 開幕4番任せた! OP戦1号&3安打3打点締め「シーズン前に1本出て安心した」

[ 2026年3月23日 05:05 ]

オープン戦   広島5―5ソフトバンク ( 2026年3月22日    マツダスタジアム )

<広・ソ>初回 先制2ランを放つ佐々木(撮影・成瀬 徹)
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 開幕4番、任せた!2年目の広島・佐々木泰内野手(23)が22日、ソフトバンク戦(マツダ)に「4番・一塁」で先発出場。オープン戦1号の先制2ランを含む3安打3打点と4番の役割を果たした。オープン戦で15試合にわたって先発4番起用された若鯉について、新井貴浩監督(49)は「あくまでも4番目だと思っている」と説明しつつ、開幕戦となる27日の中日戦でも4番に抜てきする方針を示した。

 鯉の未来を担う男が待望の一撃を放った。佐々木が「4番のパワー」を誇示したのは、初回だ。2死一塁からスチュワートの高め148キロを仕留め、左翼席に先制2ランを運んだ。昨季54試合出場で0本塁打の男が、オープン戦最終戦で本拠地に快音を響かせ、開幕への準備を終えた。

 「昨日、一昨日の2試合は、自分の中であまり感覚とイメージが合ってなかった。修正していい形で終えられた。シーズン前に1本出て、すごく安心した。これでまた、ホームラン、ホームランと(いう意識に)ならないように、自分の打撃ができるようにやっていきたい」

 マツダスタジアムでは、昨年5月10日のウエスタン・リーグ中日戦で一発を放ったが、1軍では初アーチとなった。侍ジャパンのサポートメンバーとして参戦した2月27日の中日戦以来の一撃に、背番号10は、うれしそうにダイヤモンドを一周した。だが、その一本で終わらないのが、4番だ。左腕・大江と対峙(たいじ)した、2―3の3回2死一、二塁ではカウント2―2と追い込まれながら7球目の外角スライダーを右前適時打。続く5回1死で迎えた第3打席もヘルナンデスの156キロを右前へ運び、3安打3打点だ。

 オープン戦は出場16試合のうち、実に15試合で4番。その起用法に加え、この日の練習前には新井監督から直接、開幕戦の打順を告げられた。

 「監督から“(開幕)4番だけど、4番と思わず、4番目という感覚で。ホームランも付いてくるから、打とうとしなくていい。打点にこだわれ”と(言われた)」

 新井監督は報道陣に対しても「あくまでも4番目と思っている。背負う必要もない」と強調した。指揮官から期待、愛情がこめられた言葉をもらった佐々木は“4番目”の意識を胸に刻んだ。

 「4番という自覚はない。4番目という気持ちで打席には入りたい。自分の打撃を、どの場面でもできるようにやっていきたい」

 昨季は終盤に4試合4番を経験したが、チームは5位に沈んだ。「今シーズンにかける思いは強い。去年の悔しさを、開幕戦から終わるまで気持ちも切らすことなく出したい」と佐々木。球団の新たな顔を担うべく、表情を引き締めた。(長谷川 凡記)

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