垣間見たソフトバンク・小久保監督の“勝負手” ファンとのじゃんけん対決、結果は…

[ 2026年2月8日 08:00 ]

<ソフトバンク宮崎キャンプ>ファンとじゃんけんを行う小久保監督(撮影・成瀬 徹)
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 紙、はさみ、石を駆使した日本一監督の勝負手を垣間見ることができた。ソフトバンク小久保監督が宮崎春季キャンプ中の7日、生目の杜運動公園に訪れたファンとのじゃんけん対決で盛り上げた。約15分間で273人とグー、パー、チョキでガチバトルを展開した。隣で「正」の字で数え続けた結果、94勝99敗80分け、借金5に終わった。勝率・344の内容に「あいこも、勝ちやろ」と強がっていた。

 スタッフのかけ声とともに老若男女と「じゃん、けん、ぽん」。小久保監督は負けたら自身の直筆サイン入りのベースボールカードを手渡し、引き分け、負けなら今季スローガン「全新(ぜんしん)」のステッカーを渡していた。54歳の指揮官は、とにかく連敗ばかり気にしていた。「あー、3連敗」「まずい、負けが込んできた。また連敗」とペナントレースでのカード勝ち越し計算が染みついていた。後出しじゃんけんには厳しかった。「タイミングがずれた。だめ。もう1回」と再戦を要求した。「最初はグー」とかけ声付きの時間差で挑んでくるファンにも動じることはなかった。勝って当然とばかりに「よし!」と言うだけで連勝に関して、特に気にすることもなかった。

 勝負師として、世代別に合わせた戦法ものぞかせた。子どもは最初にチョキは出さないと読んでグー、またはパーであいこ以上を狙った。大人は、最初にグーまたはパーを出してくるとみて、チョキとパーで仕掛けていた。奇抜な形をした「田舎チョキ」を出してきた往年のホークスファンとの決着後には、自身もまねして「田舎チョキ」を出し、笑顔で余韻に浸っていた。「田舎チョキ」の傾向を知った後列のファンは、グーを出して確実にものにしていた。女性ファンには、なぜか負けが込んでいた。

 今後、小久保監督とじゃんけんをする機会は、ほぼないと思うが「田舎チョキ」で仕掛けてみようと思う。グーな返しがくるはず。(記者コラム 井上満夫)

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