広島 栗林良吏「プロ1年目の気持ちでやりたい」前守護神が初心に返って開幕ローテを奪う

[ 2026年1月7日 05:45 ]

マツダスタジアム屋内練習場で自主トレを公開した広島の栗林
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 広島・栗林良吏投手(29)が6日、マツダスタジアムに隣接する屋内練習場で自主トレを公開した。今季、先発に転向する6年目右腕は「プロ1年目の気持ちでやりたい」と初心に返って開幕ローテーションを奪いにいく覚悟を示した。今月中旬にはブルペンでの投球練習を開始する見込みで、先発仕様で態勢を整えていく。

 栗林の先発元年がスタートした。新たな挑戦へ向けて一抹の不安を抱いていた。それでも真っすぐな気持ちで開幕ローテーション入りを目指す覚悟を示した。

 「一番(立場が)変わる年ですし、プロ1年目の気持ちでやりたい。先発は6枠しかない中で、そこに入れるかどうかという不安もありますし、ルーキーと同じ気持ちで、開幕1軍を勝ち取りたいと今はやっている」

 年末年始は故郷の愛知で家族と過ごし、この日から本格始動した。森浦とともにキャッチボールやランニングなどで試運転を開始。「(キャッチボールでも)できるだけ体が開かないようにやっている」と細部まで余念がない。先発適応に向け、今オフは大阪のトレーニング施設にも足を運んだ。そこでは体の使い方を学んでおり、ウエートトレーニングでは下半身強化に注力して土台づくりに励んでいる。

 「(ブルペンも)今まではキャンプに行くまでに1、2回入れたらベストかなというくらいでしたけど、それは増やしていきたい。球数も増やしていかないといけない」

 24年10月に右肘を手術。その影響で昨年のブルペン入りは春季キャンプに入ってからだった。しかし今年は今月中旬の選手会合同自主トレからギアを上げて競争に備える構えだ。

 「一つの球種で強弱はつくと思う。今までカーブなら130キロぐらいだったが、それが120キロ、もしくは110キロ台のカーブを投げるかもしれない。球種を増やさなくても、投球の幅が広がるとか、遊びを覚えるとかにつながるかと思う」

 配球面も先発仕様に変更するつもりだ。リリーフの時は150キロ台の直球を軸にフォークボール、カーブ、カットボールを駆使。先発では一つの球種でも緩急を使いながら長いイニングを投げることができるように工夫を凝らしていく。「(リリーフで)いろんな展開で投げさせてもらった経験を生かしたいというのが一番。だからこそ(先発でも)1イニングの積み重ねでやれたら」。新境地開拓へ地道に準備を進めていく。 (長谷川 凡記)

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