ソフトバンク 前田悠伍が来季3年目で飛躍するため「千賀塾」入門

[ 2025年11月21日 06:00 ]

自主練のため1人で体を動かしたソフトバンクの前田悠(撮影・昼間 里紗)
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 来季3年目を迎えるソフトバンクの前田悠伍投手(20)が20日、来年1月に大リーグ・メッツの千賀滉大投手(32)の自主トレに参加すると明かした。昨オフにも参加した自主トレで最も重点を置くのが直球のレベルアップ。チェンジアップなど変化球を生かすために磨きをかける。同じ背番号41をつけていた千賀は高卒3年目にブレーク。前田悠も「千賀ロード」を進み、先発ローテーションに定着する意気込みだ。

 前田悠が来季3年目の飛躍を期して“千賀塾”に入門する。昨年12月にもスポット参加し、「たった3日間で1年分以上のものを得た」と振り返っていた密度の濃い千賀の自主トレ。強化ポイントは直球の出力アップだ。「僕はまだ球速も切れもないから、まずは真っすぐを磨きたい」と話した。

 千賀といえば“おばけフォーク”と称される落差の大きいフォークが特長だが、前田悠はフォークの脅威を際立たせる直球を学びたいと考えている。

 今季、直球の力不足を痛感した瞬間があった。プロ初勝利を挙げた7月13日の楽天戦で5番・ボイトと対した場面だ。フルカウントから決め球チェンジアップを投げるも見送られ四球を許した。「真っすぐが速かったら反応が変わっていたかも」。簡単に見送られてしまい、変化球を生かすための直球の重要性を再認識した。

 理想とするのは“楽に投げても伸びて強い直球”。来季の目標の一つに「1年間(1軍で)投げ抜く」を掲げており、9月に左肘の手術を受けたことを機に、肘への負担が少ないフォームに改良中。「(千賀は)柔軟性も総合的な強さもあり、力の伝え方が上手だから効率が良いのだと思う」。メカニック面も吸収したいと貪欲だ。

 球速アップも追い求めていく。自己最速は148キロで、将来的には平均150キロ、最速は160キロ到達を目指している。「左(投手)でも160キロを投げる投手はたくさんいる」。いつかは世界のトップで戦いたいという左腕は、メジャーレベルの水準を目指している。

 来シーズンへ向けては「もう3年目。開幕から(1軍で)いかないと」と自分にプレッシャーをかけている。同じ背番号41をつけていた千賀は、3年目の13年に中継ぎで51試合登板とブレークした。その後に先発陣の柱となり、メジャーへと羽ばたいた。前田悠も高卒3年目を飛躍のシーズンにするつもりだ。目標は開幕から先発ローテーションを守り続けること。そのために千賀から世界レベルの直球を学ぶ。 (昼間 里紗)

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