日本生命が2年ぶり4強 入社1年目の1番・中津大和が4安打3打点3得点と大暴れ

[ 2025年11月9日 22:26 ]

第50回社会人野球日本選手権大会準々決勝   日本生命11―5東邦ガス ( 2025年11月9日    京セラドーム )

社会人野球日本選手権準々決勝<日本生命・東邦ガス>6回、右翼線に2点二塁打 を放ち、ベンチに向かってポーズを決める日本生命・中津(撮影・北條 貴史)
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 10年ぶり4度目の頂点を狙う日本生命が15安打11得点で東邦ガスに打ち勝ち、23年以来2年ぶりの4強入りを決めた。次戦はNTT西日本と対戦するため、近畿勢の決勝進出が確定した。

 初回から、相手スコアボードに「3」が入った。2回にも「1」が加わった。今秋ドラフト候補にも挙がった最速152キロ右腕の先発・谷脇弘起が、2回6安打4失点で想定外の降板。初回から劣勢に立たされたが、名門は動じない。突破口を開いたのは、入社1年目の中津大和だ。

 「1番打者としての役割をしっかり果たせて、良かったかなと思います。3点取られていて、まず1点でも取りたかったので、塁に出られたことが良かったです」

 0―3の初回は、遊撃内野安打。暴投も加わって一気に二塁へ進むと、1死三塁から3番・木倉朋輝の遊撃適時内野安打で反撃のホームを踏んだ。4―4の4回先頭でも左前打を放って出塁。さらに6―4の5回2死二塁で左前適時打を放ち、9―4の6回1死二、三塁でも右翼線2点二塁打と暴れ回った。自己最多4安打を放ち、3打点3得点。切り込み隊長の役割を、十二分に果たした。

 小松大谷高から法大をへて、今春に入社。大学時代は主に3番起用が多かったが、50メートル走5秒9の俊足に加えてパンチ力も秘めた打力を評価され、新人ながら名門の1番を任される。1メートル80、77キロと体格にも恵まれ、将来的には「プロを目指して頑張っています」と大志を抱く。

 勝利を呼んだのは、中津だけではない。投げては、頼れる2年目右腕が試合の流れを変えた。3回から2番手登板した真野凜風だ。2回までに4得点と勢いに乗る東邦ガス打線を、寸断。140キロ台の直球と130キロ前後のスライダーを軸球に攻めの投球を展開し、6回までの4イニングを1安打無失点に抑えた。その投球で、試合の主導権をたぐり寄せた。

 投打両面で頼もしき若手が台頭し、快勝。梶田茂生監督は準決勝へ向け、「NTT(西日本)さんには勝たせてもらっていない。胸を借りるつもりで戦います」と意気込んだ。

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