辻発彦氏 巨人・小林 打者一人一人に合わせる繊細なリード

[ 2025年6月21日 05:29 ]

交流戦   巨人2―1西武 ( 2025年6月20日    東京D )

<巨・西>7回、ピンチを脱した田中瑛(右)に声かけする小林(撮影・西川 祐介)
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 【辻発彦 視点】5人の投手で13三振を奪った巨人。一人一人の打者に合わせた小林の繊細なリードが光った。初回2死一、三塁。読みが鋭い外崎を1―1から外のカーブで追い込んだ。4球目は内角に直球で2―2。次は外の変化球勝負と思わせ、外角にズバッと直球で見逃し三振。マルティネスが登板した9回は先頭の牧野に変化球を3球続けて空振り三振。直球一本狙いの若手を手玉に取った。

 この試合の木内球審のストライクゾーンは広めで、小林はそれも利用していた。昨年の菅野とのコンビではないが、次回の赤星先発では小林にまたお呼びがかかるだろう。

 7回無死一、二塁で滝沢がバントを空振り。小林は二塁送球で走者をアウトにした。西武は前夜のDeNA戦で同じようなミスをしている。小林も当然知っていただろうし、抜け目ないプレーだった。ベテランが活躍するとチームに一体感が出る。この1勝は大きい。

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