広島・森下 7試合連続QSも粘れず6敗目 48日ぶり借金生活で4位転落…交流戦勝ち越しも消滅  

[ 2025年6月21日 05:45 ]

交流戦   広島0―4楽天 ( 2025年6月20日    マツダ )

<広・楽>4回、先制を許した森下(撮影・岸 良祐)
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 48日ぶりの借金生活に突入した。広島・森下暢仁投手(27)が20日、楽天戦で7回を投げて7安打3失点。6回まで1失点で粘りの投球を見せていたが、7回に手痛い追加点を奪われ、6敗目(5勝)を喫した。チームは今季10度目の零敗を喫して巨人と入れ替わる形で4位に転落し、5月3日以来の借金生活に。交流戦の勝ち越しもなくなった。

 打線の援護がない中で、森下は懸命に腕を振ったが、粘り切れなかった。0―1で迎えた7回だ。1死からゴンザレス、黒川に連打されると、2死後に辰己に四球を与えて満塁とピンチ拡大。ここで太田に外角カットボールを右前へ運ばれ、2走者の生還を許した。

 「粘れなかった…。しっかり反省して次勝てたらと思います」

 短い言葉からも悔しさが伝わってきた。「(辰己と太田の)2人で一つアウトを取るところで打たれてしまった」。辰己への四球で苦しくなったわけでは「全然ない」と言い切った。慎重に勝負にいったが、伏兵に痛打された。4回2死二塁からゴンザレスに先制の中前適時打を浴びたものの、6回までは79球と少ない球数で最少失点。早川と白熱した投手戦を繰り広げたが、7回に与えた追加点は重くのしかかった。

 今季は6年目で初の開幕投手を務め、12球団最多の96投球回と奮闘を続けている。登板した13試合のうち、8試合が開幕投手同士のマッチアップ。この日の早川もそうだ。好投手との投げ合いで1点の重みがのしかかるが、「僅差の中で粘って自分が勝たないといけないのは分かっている」と覚悟の上でマウンドに上がっている。

 一方、負けがついた6試合はいずれも複数失点を喫するなど、粘り負けているのも事実。新井監督は「金曜日に投げているからね。ほとんど(相手も)開幕投手だし、エースがくる」と森下の置かれた状況を踏まえつつ、「そういうところも含めて成長してもらいたいと思っているし、まだまだ(成長)できると思っています」と期待を込めた。

 自身の連勝は「2」でストップしたが、5月9日のDeNA戦から7試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責3以下)と安定感は健在だ。さらなる飛躍を求めているのは指揮官も自身も同じ。粘った末に、勝利を引き寄せる投球ができるか。6年目右腕の真価が問われている。(長谷川 凡記)

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