ソフトB・板東　俺も続く！で2失点好投　前夜ノーノーの石川に感謝「自分も乗ることができた」

パ・リーグ   ソフトバンク3－2西武 （ 2023年8月19日    ペイペイD ）

＜ソ・西＞お立ち台で子供から質問を受け笑顔の板東（撮影・岡田　丈靖）
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　ノーヒットノーランを達成した石川の快投に続いた。ソフトバンクの先発・板東が、6回を3安打2失点で先発で今季2勝目、中継ぎ含めると自己最多の4勝目を挙げた。

　「石川さんが凄いピッチングをしていたので、自分も乗ることができた」

　初回に三森の先頭打者弾で先制点をもらった。しかし4回、「ホームランは反省しないといけない」と振り返ったように、中村、ペイトンに連続被弾で勝ち越しを許した。それでも5回からの2イニングは走者を一人も許さず、1点リードでリリーフ陣にバトンを渡した。

　7月5日の日本ハム戦で7回1失点の好投を見せ先発今季初勝利。しかし同12日、同23日では結果を出せず、2軍で調整を続けてきた。15日のオリックス戦で復帰予定も台風接近のため中止となり、仕切り直しとなった。大関がこの日から、1軍復帰したが、2軍調整中の東浜含め次回1軍登板は未定。ローテの軸2枚を欠く状況に藤本監督は試合前に「しっかりローテーション入ってくれないと、大変なことになる」と板東への期待は大きかった。

　1カ月ぶり1軍マウンドで先発の役目をきっちり果たした。指揮官も「テンポ良く投げていた。当然、次回もありますね」と再度ローテの一角を託す。板東も「楽しかった。イニングも増やして（先発で）毎週投げられるようにしたい」と頼もしかった。