巨人女子チームが始動　男子も女子も同じく「強くあれ」宮本監督訓示

ノックを受ける金満（手前）ら巨人女子チーム（撮影・白鳥　佳樹）
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　読売ジャイアンツ女子チームが12日、東京都府中市のグラウンドで始動した。1期生4選手に、16人の新人が加わったチームを束ねる宮本和知監督は練習前に「（球団創設者の）正力松太郎さんの“巨人軍は強くあれ”というのは男子も女子も同じ」と訓示した。

　3月に沖縄で行われる大会が、チームとして初の公式戦となる。初代キャプテンに就任した捕手の金満梨々那は「全力プレーが女子野球の魅力だと思う。強いチームを目標に頑張りたい」と意欲を見せた。21年に神戸弘陵のエースとして甲子園での女子野球決勝で優勝投手になった島野愛友利も「野手、投手、どこでも貢献したい。目指されるチーム、選手像を持ってやりたい」と引き締めた。

　この日は現役高校生を除く10選手での練習となったが、ドラフト1位・浅野（高松商）の幼なじみの真砂寧々や、昨年11月に東京ドームでイチロー氏から右中間に三塁打を放った森崎杏らが今後合流。4月から始まるヴィーナスリーグ参戦を目指す。（川島　毅洋）