金子千尋氏 長野での引退セレモニーで感激の涙 夫人がサプライズで計画

[ 2022年12月31日 06:00 ]

長野市での引退式で参加者とハイタッチする金子コーチ
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 今季限りで引退し、日本ハムの特命コーチに就任した金子千尋氏(39)の引退セレモニーが30日、長野市の長野オリンピックスタジアムで行われた。

 12月中旬まで現役続行の道を探り、引退試合が行えなかったため、夫人の寛美さんがサプライズで計画した。母校・長野商の同級生でもあり、野球部同期や恩師へ、金子氏には内緒で連絡。室内練習場で小学生に野球教室を行った後、グラウンドで高校時代のチームメート18人や恩師らが待ち受け、18年間の現役生活をねぎらった。

 金子氏は「引退会見より泣きそうです」と感激。通算130勝したマウンド上では常に冷静な姿が印象的だったが「高校時代がなかったらプロにも入っていない。心から長野商に入って良かったと思う」と涙をこぼした。

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