ヤクルト・山田、満塁弾で背番号1の先輩・池山に並んだ5度目30号!「凄く光栄」球団日本人最多タイ

[ 2021年9月27日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト16―0中日 ( 2021年9月26日    神宮 )

<ヤ・中>3回、左越え満塁本塁打を放つ山田(撮影・光山 貴大)
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 ヤクルト・山田が背番号1の先輩に並んだ。3回無死満塁。小笠原が内角に投じた145キロ直球を腕を畳んで捉えた。「少し詰まっていたけれど、いい角度で飛んでくれた。インコースの難しい球だったが、うまく反応して打てた」と左翼ポール際へ技ありの満塁弾だった。

 自画自賛の一発で2年ぶり5度目の30号に到達した。球団の日本人では池山隆寛に並ぶ最多タイに「凄い光栄」と笑顔。満塁弾は通算9本目となり、こちらも池山の10本に次ぐ球団2位となった。

 4回には右前適時打、6回にも左翼席へ31号2ランを放ち、3安打で自己最多の7打点と大暴れ。今季から主将に就任し、チームメートに頻繁に声を掛けるなど気を配る29歳は「優勝を目指して頑張ります」と力強かった。

 ≪16点差の零封勝利は球団新記録≫ヤクルトが16―0で中日に大勝した。1試合16点は、5月18日の阪神戦、7月13日の巨人戦の14点を上回る今季最多。16点差の零封勝利は国鉄時代の54年4月10日の広島戦、97年7月8日の広島戦の14点差を上回る球団新記録となった。

 ≪最短30日M18≫首位・ヤクルト、2位・阪神がともに勝ち、阪神に敗れた3位・巨人は自力Vの可能性が消滅した。ヤクルトの最短マジック点灯は30日。28日から、ヤクルトがDeNAに3連勝すれば阪神が広島に3連敗か2敗1分け、ヤクルト2勝1分けなら阪神3連敗でM18が出るがどうか。

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2021年9月27日のニュース