開幕1軍が見えてきた 広島2年目石原が右翼線へ適時二塁打「開幕1軍は第一の目標」

[ 2021年2月19日 05:30 ]

広島紅白戦   白組5ー0紅組(特別ルール) ( 2021年2月18日    コザしんきんスタジアム )

広島紅白戦の3回2死三塁から右翼線に適時二塁打を放つ石原(撮影・成瀬 徹)  
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 広島・石原貴規捕手(23)の評価が沖縄の1軍キャンプで赤マル急上昇中だ。18日の紅白戦(コザしんきん)で右翼線へ適時二塁打を放つと、前日17日の巨人戦(沖縄セルラー)でも俊足・吉川の二盗を刺すなど、攻守で成長ぶりを猛アピールする。首脳陣の視線を集める大卒2年目の春。「第一目標」の開幕1軍へ、視界は良好だ。

 14日の阪神戦が雨天中止となり、18日に組まれた紅白戦。白組の6番・DHで先発した石原は、打撃で首脳陣に成長ぶりをアピールした。4―0の3回2死三塁で、中村祐の129キロを捉えてライナーで右翼線へ。鮮やかな適時二塁打だった。

 「いい所に落ちました。右手で押し込めているから、打球が切れずにフェアゾーンに残ったのかな…と」

 今春の実戦で必ず存在感を発揮する。16日のロッテ戦で右前打を放つと、翌17日の巨人戦では2回2死一、二塁の好機でドラフト1位・平内のツーシームを強振。強い逆風に押し戻されたものの、左翼へきれいな放物線を描く大飛球を放った。

 「強く振るのは大前提。バックスピンをかけるイメージで打球の回転、バットの入れ方を意識しています」

 本業でも魅せた。スコットとバッテリーを組んだ4回、四球を選んだ先頭・吉川が次打者・松原への4球目に二盗。これを冷静な対応で阻止した。下半身を使い、シュートする傾向を計算に入れた正確な送球だった。

 「一つ一つがアピールになる。誰が走ってもこだわりはない。できることをやってアウトにするだけです」

 1年目のウエスタン・リーグでは出場34試合で打率・202に終わったものの、「スイング力が付いた」と自認する昨秋フェニックス・リーグでは3本塁打をマーク。今春も8日のシート打撃で塹江から“チーム1号”を放つなど進境著しい。

 当然、首脳陣の評価はうなぎ上りだ。「非常にいいものを出している。面白い存在」と朝山打撃コーチが言えば、倉バッテリーコーチも「1年目は遠慮がちだったけど、捕手らしくなってきた。開幕1軍?十分チャンスはある」と期待する。

 「開幕1軍は第一の目標。一つ一つのプレーをソツなくアピールしていけたら」

 2番手捕手の坂倉が故障離脱中。1軍キャンプに帯同する若ゴイが総じてアピールに欠けるだけに、その奮闘ぶりは攻守で際立つ。好機到来の春。23歳から目が離せない。(江尾 卓也) 

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