阪神・岩貞 中継ぎで再出発 10日・DeNA戦で投手に決勝打浴び矢野監督から苦言

[ 2020年8月14日 05:30 ]

阪神・岩貞
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 開幕から先発陣の一角として8試合に登板してきた阪神の岩貞が中継ぎへ配置転換された。金村投手コーチが13日に「中継ぎとしてやってもらいます」と明言した。

 6月20日の開幕第2戦を任されながら、今月10日のDeNA戦では救援投手の国吉に決勝2点二塁打を浴びて4回3失点で2敗目(2勝)。選手を名指しで批判することの少ない矢野監督が「あまりにも残念。チームの士気が上がらない」と珍しく厳しい言葉をかけ、今後について「ちょっと考える」と先発はく奪を示唆していた。

 現状でブルペン陣の左腕は能見だけ。オープン戦でも中継ぎで結果を残していた岩貞を加えることで、厚みをもたせる狙いもある。同コーチは「各球団、左のいい打者が多い中、ロングリリーフから対左打者までいろいろなバリエーションで準備してもらうイメージ」と構想を描いた。

 さらに12日のウエスタン・リーグ、オリックス戦で左肘の張りから実戦復帰して1回完全に抑えた岩崎についても、同コーチは「監督の許可をもらいながらになりますが、すぐに上がってもらうのもありなのかな」と、14日に合流させる可能性をほのめかした。戦列復帰すれば、7月25日に登録を外れるまでと同様にセットアッパー役を任せる見通しだ。 (山添 晴治)

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2020年8月14日のニュース