巨人・阿部2軍監督複雑…母校・中大に20失点 恩師・宮井氏へ「この試合を見ていたら、生き返ったかも」

[ 2020年8月14日 05:30 ]

プロ・アマ交流戦   巨人2軍7―20中大 ( 2020年8月13日    ジャイアンツ球場 )

母校・中大とプロ・アマ交流戦を行った巨人・阿部2軍監督
Photo By スポニチ

 巨人の2軍は中大相手に7―20と完敗。母校を相手にした阿部2軍監督は「散々だったけれど母校が強くなって良かった。うちよりも可能性のある選手がいっぱいいる」と自虐的に笑うしかなかった。

 先発の桜井は4回5失点で降板し「自分自身に腹立たしいし、情けない」と猛省。リリーフの育成4投手も計11四球を許し、5本塁打を含む19被安打と大乱調だった。試合後は出場したバッテリーにアメリカンノックを課し、夕方でも30度を超える猛暑の中、桜井らは40分以上、左翼と右翼の間を走り回った。

 阿部監督が在学当時に、総監督を務めていた宮井勝成氏が肺がんのため、7日に94歳で死去。10日に自宅に弔問した指揮官は「とにかく打って打ってが好きな人。この試合を見ていたら、生き返ったかもしれない」と話した。

続きを表示

2020年8月14日のニュース