松井秀も“逆挑戦状”「僕が投げてみたい」

[ 2010年1月8日 06:00 ]

 挑戦状を叩き付けられたエンゼルス・松井も負けてはいなかった。「96年のことは今でもよく覚えていますよ。面白いですね、ぜひやってみたいです」とまずは対戦を熱望。続けて「でも逆もありですね。僕がイチローさんに投げてみたい。“逆挑戦状”ですよ」とおきて破りの“投手ゴジラVS打者イチロー”プランをブチ上げた。

 松井も投手挑戦への意欲は強い。試合前練習では捕球役を座らせて変化球を投げ込むことも多く、両ひざの故障前までオフの楽しみは草野球での登板機会だった。昨年12月のミニキャンプでのキャッチボールでは、抜群の肩の仕上がり具合を披露。捕球役が「130キロは出ているよ」と驚くほどで、「草野球に備えて鍛えているからね。いつでも登板できますよ」と剛速球を響かせていた。
 この日は用具契約を結ぶミズノ社の東京本社を訪れ、10年仕様の用具打ち合わせを終えた。「満足いく話し合いができました。これで戦う準備が整いました」と納得のいく仕上がりになったもよう。くしくも両者とも同社のバット、グラブを使用。夢対決実現となれば新たなグラブを手にマウンドに立つのは、果たして背番号55か、51か――。

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2010年1月8日のニュース