日本投手争奪戦、まだ盛り上がらず

[ 2008年12月24日 10:15 ]

 米大リーグはウインターミーティングから約2週間がたった。ヤンキースが大物選手を次々と獲得したほかは、静かなストーブリーグが続いている。

 フリーエージェント(FA)となって米球界を目指す川上憲伸、上原浩治の両投手には23日現在、オリオールズ、カージナルス、ブレーブスなどが興味を示した球団として挙げられてきた。しかし、契約の年数や金額などといった条件もほとんど報道されず、具体的な交渉経過は伝わってこない。
 最近ではツインズが代理人との接触を認めたが、同球団ホームページでは読者の質問に答える格好で担当記者が「日本選手の争奪戦は盛り上がっていない。まだ時間がかかる」との見通しを示した。
 両投手の代理人は、ともにウインターミーティング中から「契約時期のめどは設定していない」と繰り返し強調している。焦らず、最良の選択をするとの姿勢を崩していない。
 日本選手の名前がメディアに登場することも少ないまま、米球界はクリスマス休暇を迎えそうだ。(共同)

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2008年12月24日のニュース