大松が優勝阻止弾!ロッテ3位タイに浮上

[ 2008年9月25日 06:00 ]

<西・ロ>4回無死一塁、先制となる右越え本塁打を打った大松(左)はナインの出迎えを受ける

 【ロッテ9―1西武】またもや目の前での胴上げを阻止した。ロッテは4回に大松が2ランと2点打を放つなど打者13人攻撃で一挙7点。投げては久保が今季初完投と投打がかみ合って4月30日以来147日ぶりの貯金1。3位タイに浮上した。

 チームには目の前での優勝を何度も阻止してきた“歴史”がある。今も語り継がれる88年「10・19」。近鉄とのダブルヘッダー第2試合は延長10回引き分けに持ち込み、近鉄のリーグVの夢を摘んだ。95年はマジック1のイチロー(マリナーズ)擁するオリックスを敵地3連戦で3連勝。00年はダイエー、02年も西武が勝てば優勝という状況で対戦し、それぞれ連勝して生みの苦しみを与えてきた。昨年は日本ハムに千葉マリンで優勝を許しただけに「目の前で胴上げされるのは嫌だった。うちも絶対勝たなきゃいけない試合だし」と大松は気を引き締め直していた。

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2008年9月25日のニュース