東洋大完全V!大野 捕手で22年ぶりMVP

[ 2008年5月31日 06:00 ]

<東洋大・亜大>東都大学リーグ戦で3連覇を果たした東洋大

 東都大学野球春季リーグ最終日は30日、神宮球場で2回戦1試合を行い、3連覇を達成した東洋大が7―1で亜大に連勝し、勝ち点を5(10勝1敗)に伸ばし3季連続の完全優勝で全日程を終えた。

 東洋大は、10安打7得点の圧勝で3季連続完全優勝を達成。捕手として86年春の森浩之(東洋大)以来22年ぶりのMVPに、大野は「本当ですか?信じられません。これを励みにワンランク上の選手を目指します」と声を詰まらせた。大場を擁し、昨年春秋連覇を飾った高橋監督は「打者も投手も頑張った。引退までに1つは勲章が欲しかったんだ」と“全員野球”の頂点に感慨深げ。6月10日からの大学選手権に向け、大野は主将として「東都の野球を見せつけ日本一になる」と意気込みをみせた。

 <亜大 スラッガー岩本が2度目の登板>今秋のドラフト候補スラッガー、岩本が昨秋の青学大1回戦以来2度目の“神宮登板”を果たした。1―4の8回、5番手で登場したが結果は1回3安打3失点。MAX146キロの直球もこの日は140キロ止まりで「投打で貢献したいんですが…。ダメでした」と力なく語った。

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2008年5月31日のニュース