松井秀2位「オルティスだから仕方ない」

[ 2008年5月28日 08:32 ]

 米大リーグは27日、オールスター戦(7月15日・ニューヨーク・ヤンキースタジアム)のファン投票ア・リーグ第1回中間結果を発表し、日本選手は外野手の2位にイチロー(マリナーズ)が入った。指名打者の松井秀喜(ヤンキース)も2位。

 オールスター戦はファン選出の打者(投手は投票対象外)が先発出場する。最終投票結果は7月6日に発表される。
 第1回の最多得票は指名打者のオルティス(レッドソックス)で約56万票。全体の2位で外野手1位のラミレス(レッドソックス)は約54万票。ヤンキースとレッドソックス勢が各ポジションの1位を占めた。イチローは約28万票、松井秀は約26万票。
 捕手はバリテック、一塁手はユーキリス、二塁手はペドロイア(いずれもレッドソックス)、三塁手はロドリゲス、遊撃手はジーター(ともにヤンキース)が1位。外野手の3位はゲレロ(エンゼルス)。
 捕手の城島健司(マリナーズ)、二塁手の岩村明憲(レイズ)は5位以内に入っていない。
 松井秀は、指名打者部門でオルティス(レッドソックス)に大差を付けられての2位だった。
 「それは仕方ないでしょう。やっぱりオルティス相手だから。成績もすごいし、人気もあるし」。昨季まで3年連続で選出されている強打者に、得票ではかなわないことは自覚している。
 初めて指名打者として登録されての2位は健闘ともいえる。「(出たいのは)もちろんだけど、投票はそんなに気にしない」。できるのはプレーに集中することだけだ。
(共同)

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2008年5月28日のニュース