【王将戦第7局】永瀬九段大長考の封じ手「△3八馬」に立会人桐山九段「苦しい」藤井王将の優位防げるか

[ 2026年3月26日 10:06 ]

<第75期王将戦・第7局 第1日>開封された封じ手を指す永瀬九段。左は立会人の桐山九段。右は藤井王将(撮影・河野 光希)
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 将棋の藤井聡太王将(23)=名人を含む6冠=に永瀬拓矢九段(33)が挑戦する第75期王将戦7番勝負(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)の第7局が26日午前9時、前日から行われている大阪府高槻市の「関西将棋会館」で再開された。前日、174分の長考に沈んだ永瀬が選んだ封じ手は「△3八馬」。この手を見た立会人の桐山清澄九段(78)は「苦しいですね」と対局を見守った。

 藤井が桂馬を得していることに対し、永瀬は馬を作って対抗したいところだった。だが、1日目に藤井が指した▲3五歩という攻防手により、永瀬が狙っていた馬の活用を先んじて封じられる形に。桐山は「本当は△5九馬と寄ろうとしていたと思うのですが…」としたが、将来的に王手馬取りも見える。「それが指せないのでしょうがなく、ということではないでしょうか」と語った。

 永瀬は藤井の右桂を取りに行く手を選んだが、藤井はすぐに▲4五桂と着手。永瀬の手を利用し、逃げつつも攻めに活用する一手だった。「せっかく取りに行った桂を手順にさばかせてしまっている。永瀬さんは後手を引く形です」と桐山は述べた。

 このまま藤井の優位拡大を許すわけにはいかない。桐山は「永瀬さんは局面を複雑にし長期戦に持ち込みたいところでしょう」と語る。藤井の王将5連覇か、永瀬の王将初奪取かが決まる運命の大一番。今後の展開に注目が集まる。

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