イチロー氏が殿堂スピーチを英語にしたワケ「そこに迷いはなかった」弓子さんに協力仰いだことも明かす

[ 2025年7月28日 08:40 ]

殿堂入りしたビリー・ワグナー氏(左)、CC・サバシア氏(右)とレリーフを持って笑顔を見せるイチロー氏(AP)
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 米野球殿堂入りしたイチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が27日(日本時間28日)、米ニューヨーク州クーパーズタウンで行われた表彰式典に参加し、19分間の英語スピーチを行った。

 ブルーのネクタイに紺のスーツで登場したイチロー氏は背番号「51」のユニホームを着た大勢のファンを前にスピーチ。スピーチ後は日米報道陣の取材に応じ、スピーチの練習は誰かに助けてもらったかと問われると「自分でできるわけがないので。最も力になってくれたのは、もちろん妻の弓子です。練習は数えられないですね。一度やると、まあ20分近くかかるので。何回も実はできないという、その難しさがあります」と明かした。

 米メディアからなぜ英語でのスピーチになったのかと問われると「うまくはもちろん話せないんですけど、気持ちが伝わるのは、やっぱりアメリカの言葉である英語で話すことが一番伝わるのではないかと」と説明。続けて「もちろんそれは、日本語で話すこととは全くもう次元の違う話なので、僕にとってはものすごいハードル、高いハードルでしたけど、そこに迷いはなかったです」と理由を説明した。

 うまく伝わったと思うかと問われると「伝わっているのかなという心配の方が強かったですね」と苦笑い。スピーチでは多くの笑いも誘い、そんなに面白い人なのかと問われると「例えば食事をする機会とか、友達とね。そういう機会では、英語のジョークと日本語のジョークは全く違いますけど、基本的に僕はその楽しくいたい人間なので。ホール・オブ・フェーマー(殿堂入り選手)になることはゴール(目標)じゃなかったんですけど、笑わすことは結構ゴールにしています(笑い)」とユーモアたっぷりに話した。

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