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腰痛に苦しむ室伏 ロンドン五輪で現役引退へ

[ 2010年4月7日 06:00 ]

 陸上男子ハンマー投げの04年アテネ五輪金メダリスト、室伏広治(35=ミズノ)が12年ロンドン五輪で現役引退の意向を持っていることが6日、分かった。

 米アリゾナ州フェニックスで調整中の室伏は6日、国際GP大阪大会(5月8日、長居)の会見を、疲労の蓄積を理由に帰国せず欠席。代わりに出席した父・重信氏(64)が「広治はロンドン五輪で競技を終わろうと考えている」と明かした。腰痛などに苦しんでいる室伏は、昨年はベルリン世界選手権を欠場するなど本来の調子とは程遠かった。大阪GPについては「元気な姿をお見せするつもりで頑張ります」と出場に前向きなコメントを寄せたが、重信氏は「まだ本格的な投げ込みはできていない」と話した。

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2010年4月7日のニュース