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20年五輪からは「25プラス3」

[ 2009年8月14日 06:00 ]

 【16年夏季五輪 採用競技選考】01年からIOCを率いるジャック・ロゲ会長は、肥大化してきた夏季五輪に歯止めをかける方針を打ち出してきた。世界各国の都市で五輪が開催できるように、参加者を1万人規模に絞り込むことを明言。現行の競技にも厳しい評価制度を導入し、05年7月のIOC総会では史上初めて全競技について存続の可否を問う投票を行っている。

 今後も最大28競技という枠組みは変えないものの、20年夏季五輪からは「26プラス2」ではなく「25プラス3」に変更することを示唆している。10月に行われるIOC総会では26競技一括で可否を話し合うことになっているが、今後はその26競技すら安泰ではない。いわば“生存競争”を発生させることで、競技団体の努力を求めるスタンスをとっている。

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2009年8月14日のニュース