日産 救急車「パラメディック」など4種1946台コール

[ 2016年2月19日 05:30 ]

 日産自動車は18日、エンジンがかからなくなる恐れがあるとして、救急車に使われる「パラメディック」1869台など、4車種計1946台(1998年8月~2015年11月生産)のリコールを国土交通省に届けた。

 昨年12月、札幌市消防局のパラメディックが発進できず、60代の男性患者の搬送が本来より約25分遅れるケースがあった。日産によると、これをきっかけに不具合が判明した。男性は病院で死亡したが、消防局は「到着の遅れと死亡との因果関係は不明」としている。

 国交省によると、運転席ドアのステップ内に水が入ると、配線が腐食して電気信号が流れず、エンジンがかからなくなる。

続きを表示

2016年2月19日のニュース