富士重が4車種リコール レガシィなど2万9千台

[ 2012年6月7日 16:25 ]

 富士重工業は7日、走行中にエンストし再始動できなくなる恐れがあるとして、乗用車レガシィ、エクシーガ、インプレッサ、フォレスターの4車種計2万9253台(2008年5~11月生産)のリコールを国土交通省に届け出た。

 国交省によると、冷却水を送るポンプが設計ミスにより故障し、エンジンがオーバーヒートするほか、発電機などを回すベルトが切れてエンストする可能性がある。

 09年11月以降、4車種で97件のトラブルが起き、うち35件は高速道路上だった。事故の報告例はない。

 同社は、同様の問題が起きる可能性がある約4万4千台を中国やロシアなどに輸出しており、各国のルールに従い対処する。

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2012年6月7日のニュース