ペテランセル「会心」4度目の総合V 三橋は25位

[ 2012年1月17日 06:00 ]

自動車のダカール・ラリーで優勝し、トロフィーを掲げるペテランセル(右)

 自動車のダカール・ラリーは15日、ペルーのピスコからリマまでの最終ステージ(29キロ)を行い、四輪部門はステファン・ペテランセル(フランス、ミニ)が07年以来となる4度目の総合優勝を果たした。ペテランセルは序盤でトップに立ち、逃げ切った。2位はナニ・ロマ(スペイン、ミニ)、3位はジニール・ドゥビリエ(南アフリカ、トヨタ)。日本の三橋淳(トヨタ)は25位だった。二輪部門はシリル・デプレ(フランス、KTM)が2年ぶり4度目の優勝を飾った。

 46歳のペテランセルは、南米では初めてこのレースを制し「これまでの中でも会心の勝利の一つだよ」と話した。二輪部門を史上最多となる6度制した後、99年に四輪へ転向。04年には2人しか達成していない両部門での優勝を手にしたが、舞台が南米に移った09年以降は4位が最高。今回は序盤から積極的な走りを見せ、第2ステージで早くも首位に。一度は明け渡したが、第4ステージからはトップの座を明け渡すことなく、フィニッシュした。「南米で勝てて、(気持ちが)楽になった」と笑った。

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2012年1月17日のニュース