青山同僚のシモンチェリ選手 マレーシアGPで事故死

[ 2011年10月24日 06:00 ]

3台のバイクが絡んだマレーシアGPの事故で死亡したマルコ・シモンチェリ選手(下)

 2輪の世界選手権シリーズの最高峰MotoGPクラスに参戦していたマルコ・シモンチェリ選手(24=ホンダ)が23日の第17戦マレーシアGP決勝レースの事故で死亡した。

 シモンチェリ選手は4番手を走行していた2周目、11コーナーで転倒、後続車と激突。搬送された病院で死亡が確認された。レースは赤旗中断された。

 イタリア人のシモンチェリ選手は青山博一(29)の同僚。125CCクラスと250CCクラスで総合王者に輝き、10年から最高峰クラスに参戦していた。今季は第5戦カタルーニャGPと第7戦オランダGPでPPを獲得し、初勝利が期待されていた。MotoGPクラスのレース中の死亡は03年日本GPの加藤大治郎さん(享年26)以来だった。

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2011年10月24日のニュース