タイ製「マーチ」が貢献…輸入車販売56%増

[ 2010年8月5日 06:00 ]

 日本自動車輸入組合が5日発表した7月の輸入車販売台数は、前年同月比56・6%増の2万1683台と大幅な増加となった。景気後退で販売が落ち込んだ前年の反動に加え、タイの工場で生産している日産自動車の新型「マーチ」の販売が7月13日に始まったことが貢献した。

 販売台数が前年実績を上回ったのは9カ月連続。日産の販売台数は5514台で、外国メーカーも含めた全社の中でトップとなった。
 外国メーカー車も24・6%増の1万5329台。同組合は「エコカーの購入補助金や減税の対象になる車が増えたため」と説明している。
 外国メーカーの首位はフォルクスワーゲン(VW)で58・1%増の4874台だった。BMWが32・6%増の2677台で続いた。

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2010年8月5日のニュース