トヨタの新型プラド 悪路での性能を向上
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トヨタ自動車は14日、スポーツタイプ多目的車(SUV)の「ランドクルーザープラド」を全面改良して全国で発売した。悪路を走行する性能を高めたほか、後部座席の居住性も向上させたという。ミニバンからの乗り替えなどを見込む。
家族持ちの30代~40代男性を主な顧客層に想定。悪路の多い国では業務用としての需要も高く、中近東や中国、欧州などでも順次販売する。
車体の剛性を従来より向上、操縦性などを高めた。上級車種では、舗装路と悪路のそれぞれでサスペンションを最適な動きに調整する機構を採用。オプション装備で、ぬかるみや岩場など、悪路の状況に応じて走行モードを切り替えるシステムも選べる。
後部座席は従来より足元が広くなるように設計した。2700CCの7人乗りの最低価格は330万円で、燃費はガソリン1リットル当たり8・8キロ。4000CCタイプもある。
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