07年度、ハイブリッド車出荷台数過去最高

[ 2008年10月20日 06:00 ]

 日本自動車工業会は20日、エンジンと電気モーターを併用するハイブリッド車の2007年度の出荷台数が前年度比0・1%増の9万523台と、過去最高を更新したと発表した。ハイブリッド車のうち乗用車は減ったが、トラックなどの貨物車、バスが大きく伸びた。

 貨物車の好調は、ガソリン高を受けて燃費性能が優れていることに加え「地球温暖化防止対策のために環境負荷を低下できるのが受け入れられた」(自工会)という。普通・小型貨物車は25・9%増の2088台、軽貨物車は48・5%増の101台、バスも39・3%増の78台と、いずれも過去最高だった。
 一方、乗用車は0・4%減の8万8256台。メーカー別ではホンダが「シビック ハイブリッド」の低迷により47・4%減の4073台と大きく減った。
 ハイブリッド車のほかに天然ガス車や燃料電池車などを加えた低公害車(5車種)の出荷台数は0・9%減の9万2698台だった。

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2008年10月20日のニュース