マツダ 初の水素ハイブリッド車公道試験

[ 2008年6月20日 18:22 ]

 マツダは20日、水素とガソリンの2つの燃料で走行できる世界初のハイブリッド車「プレマシーハイドロジェンREハイブリッド」が、国土交通相の認定を取得し、公道試験走行を始めたと発表した。

 2008年度中に実用化し、リース販売を始める方針で、来月開催の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)でも展示される。

 プレマシーの水素ハイブリッド車は、水素燃料のロータリーエンジンと電気モーターを組み合わせた。連続走行距離はこれまでに開発した水素自動車の約2倍にあたる約200キロに改善。燃費効率や加速性能も高めた。

 マツダはスポーツカー「RX―8」をベースにした水素自動車を開発し、06年以降、計八台を広島県や民間企業などにリース販売している。

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2008年6月20日のニュース