マツダ 初の水素ハイブリッド車公道試験
マツダは20日、水素とガソリンの2つの燃料で走行できる世界初のハイブリッド車「プレマシーハイドロジェンREハイブリッド」が、国土交通相の認定を取得し、公道試験走行を始めたと発表した。
2008年度中に実用化し、リース販売を始める方針で、来月開催の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)でも展示される。
プレマシーの水素ハイブリッド車は、水素燃料のロータリーエンジンと電気モーターを組み合わせた。連続走行距離はこれまでに開発した水素自動車の約2倍にあたる約200キロに改善。燃費効率や加速性能も高めた。
マツダはスポーツカー「RX―8」をベースにした水素自動車を開発し、06年以降、計八台を広島県や民間企業などにリース販売している。
続きを表示