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京口紘人 ファン期待のバンタム級でのWBSS実現について「いろんなハードルが…簡単じゃない」

[ 2024年5月21日 19:08 ]

バンタム級を独占した日本人世界王者たち。(左上から時計回りに)WBC王者中谷潤人、WBA王者井上拓真、WBO王者武居由樹、IBF王者西田凌佑
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 プロボクシング前WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(30=ワタナベ)が21日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。日本人が世界ベルトを独占したバンタム級について語った。

 井上尚弥が統一後返上したバンタム級戦線は、4日に西田凌佑がIBFのタイトルを奪取し、6日に武居由樹もWBOの王座に君臨。同じ日防衛に成功したWBAの井上拓真、WBCの中谷潤人と主要4団体のベルトを日本人ファイターが独占している。その他にもバンタム級には“キックの神童”でボクシング転向後3連勝を飾った那須川天心(帝拳)、元日本王者の堤聖也(角海老宝石)など実力者がそろっている。

 この現状に京口は「すごいよね。やっぱり日本人選手が軽量級で強いこと再確認させられた」と日本人世界王者たちを称えた上で、「バンタム級が一番熱い」と口にした。その中で、バンタム級世界王者に序列をつけるならば中谷、拓真、西田、武居の順だという。

 そしてファンからは「日本人世界王者でWBSS開催してくれ!」などの声もあがっている。

 京口は「世界タイトルマッチなのに日本人選手だけで開催すると、見方によっては世界を感じられるかわからない。でもボクシングファンからしたら興味深いものになる。世界王者は指名試合とかもやらないといけないからWBSSみたいなトーナメント実現っていろんなハードルもあるから実は難しいんだよね。井上尚弥も統一戦をポンポンやってるけど、簡単じゃないからね。いろんなハードルもあるから実現するには難しい問題」と説明した。

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