プロレス団体「アクトレスガールズ」発表を取り下げ、謝罪　「一部事実と異なる内容が含まれている可能性」

プロレスラー風香氏（撮影2006年）
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　エンターテインメントプロレス団体「アクトレスガールズ」が16日、公式SNSを通じ、一部選手が退団したことを盛り込んだ15日のリリースを取り下げると発表した。

　団体は15日、2022年から同団体のアドバイザーを務める風香氏の退団を発表。風香氏とともに、6選手も退団するとし、同団体は「耳を疑う一方的な内容」として声明を発表していた。

　しかし、この日「昨日の退団のご報告文の中に、一部、事実と異なる内容が含まれている可能性がある事が判明したため、一度本文を取り下げをし、再度、確認後に改めてご報告させて頂きます。誤った事が含まれた可能性のある内容でリリースし、関係者へご迷惑をおかけした事をお詫び申し上げます」と謝罪した。

　15日の発表では、風香氏らから12日に突然退団を申し入れがあったといい、「4/14の新木場公演を最後に、それ以降の公演には一切出演できないなど耳を疑う一方的な内容でした。退団する6選手には会社に相談や報告することなく新団体旗揚げを予定している方に会わせていた事や、今回退団する6選手以外にも自らが以前より声をかけている事実も明らかになりました」としていた。

　「このような行為は決して許される事ではなく、また、さも平然と当たり前のように話してくる事に驚きと悲しみを覚えます」「当社としても寝耳に水の出来事であり混乱していますが、選手のケアをしながら今後について慎重に協議していく所存です」と記していた。

　一方で、風香は自身のブログで「公式からとんでもない切り抜き記事のような発表が出てびっくりしました。黙ってようと思っていましたが、またネット記事にコメントされていたのでこれだけ書きます。これ以上、都合悪いことを隠したり、妄想や、説明済みのことをなかったことにして吹聴するならほぼ全ての出来事に説明できる物があるので。自信を持って、どうぞしてください」ときっぱり。「補償問題も含め関係者と協議する」という団体の方針に猛反論していた。