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井上拓真「日本人出てきて盛り上がっている」兄が制覇したバンタム級、日本人との統一戦にやる気

[ 2024年4月12日 05:30 ]

WBA世界バンタム級タイトルマッチ   王者 井上拓真《12回戦》同級1位 石田匠 ( 2024年5月6日    東京ドーム )

<井上拓真公開練習>井上真吾トレーナーが見つめる中、シャドーボクシングをする井上拓真(撮影・篠原岳夫)
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 WBA世界バンタム級王者の井上拓真が11日、2度目の防衛戦に向け練習を公開。バンタム級統一につなげる圧勝を約束した。

 9回KOで初防衛に成功したアンカハス戦から約2カ月。プロ21戦目で最も短い試合間隔で臨む中、シャドーボクシングでは高速ジャブを連発。状態の良さをアピールし「前回のいい勝ち方の流れのまま練習に入れた。仕上がった状態で練習に入れているので状態は凄くいい」と手応えを口にした。挑戦者・石田に対しても「中間距離でも接近戦でも自分が勝っている。どんな展開でも圧倒したい」と自身初の世界戦日本人対決でKO決着に燃える。

 バンタム級は激戦区で、5月4日の西田凌佑、同6日の武居由樹がともに勝利すれば、4王座を日本人が独占することになる。大橋会長は「そうなれば面白い。結果次第でいろんな展開が見えてくる」と次戦の統一戦も示唆した。

 兄・尚弥に続く同級4団体王座統一を目指す拓真は「日本人もいっぱい出てきて盛り上がっている。その中で頂点は井上拓真だぞ、という存在感を残したい」とベルト統一につなげる2戦連続KO防衛をにらんだ。 (伊東 慶久)

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