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武尊「全てやり切った」激闘から2日経った心境を明かす そして引退明言は避ける「気長に待ってほしい」

[ 2024年1月30日 23:26 ]

武尊
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 K-1元3階級制覇王者でのISKA世界ライト級王者の武尊(31=team VASILEUS)が30日に自身のYouTubeチャンネルを更新。28日の「ONE165」でONEフライ級キックボクシング王者のスーパーレック・キアトモー9(タイ)に敗戦して、2日経った今の心境を明かした。

 ONEデビュー戦がいきなりタイトルマッチとなった武尊。しかし試合は序盤から相手のローキックに苦戦。3Rに反撃して盛り返すも及ばず判定0―3で敗れた。

 試合後には号泣しながら「絶対勝って世界一を証明したかったんですけど…今できる限界までやってきました。もうこれ以上の体を作れません…」と引退示唆とも取れる発言をしていた。

 試合から2日が経った武尊は「自分の中ではこの前の試合以上の体を作ることはできないし、もう一回同じあの試合ぐらいまで仕上げる事はもう出来ない。その上で練習方法を変えたり、作戦を変えたりして、やっていく道もあると思うんですけど、それをしたら僕は弱くなると思うし、今はとりあえず前回の試合で全てやり切ったと思います」と心境を明かした。

 そして引退示唆とも取れる発言についても「まだ2日しか経ってないですし、また体が回復したら気持ちも変わってくると思うんですけど、今は次の事は考えないようにしようと思っています。自分が戦いたいと思ったら戦うし、もうできないと思ったら辞めるし、今は明言はしないですけどちょっと気長に待ってほしいなって感じです」と引退の明言は避けた。

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