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【ボクシング】寺地拳四朗 「それを上回るのが僕」 “日本人キラー”カニサレスにも自信満々

[ 2024年1月21日 16:01 ]

WBC&WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ   統一王者 寺地拳四朗《12回戦》WBA1位&WBC2位 カルロス・カニサレス ( 2024年1月23日    エディオンアリーナ大阪 )

ポーズをとる寺地(左)とカニサレス
Photo By スポニチ

 2団体統一王者の寺地拳四朗(32=BMB)が21日、23日に行われる興行の公式会見に出席した。

 WBA3度目、WBC4度目の防衛戦に向け、「体重も落ちているし体調も凄くいい状態。試合に勝てるようには仕上がっているのであとは待つだけ。盛り上がる試合にはなると思う。相手は強い選手なんで油断はできない、その中でいい倒し方をして絶対勝つんで見てくれたらうれしいです」と自信満々に話した。

 挑戦者のカニサレスとこの日初対面。16年大みそかにWBA世界同級タイトルマッチで田口良一と引き分け、18年3月にはWBA世界同級王座決定戦で小西伶弥に3―0判定勝ち。19年5月にもWBA世界同級タイトルマッチで木村翔に3―0で判定勝ちするなど世界戦の対日本人戦績は2勝1分けと無敗の元WBA世界王者に対し「予想どおりの印象。特に動揺することはない」と話し「それを上回るのが僕なんで。絶対勝ちます」と強気に話した。

 勝てば具志堅用高に並ぶ日本人歴代3位タイとなる世界戦勝利数「14勝」となる。今後については「まだどうなるか分からないが、統一できれば統一戦をしたいし、無理なら階級上げるのも全然いい。とりあえずベルトを増やせればいい」と他団体王者との統一戦が実現できなければ、フライ級転向も視野に入れている。

 対するカニサレスは「体調はとてもいい。体重もきちんと落ちている。私は何も失うものはないので勝つだけ。スペクタクルな試合をしたいし、遠い国からきたので必ずチャンピオンになります」と静かに闘志を燃やした。

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