ホイス・グレイシー柔術黒帯　日本人初取得　MAX増澤氏「光栄」「素晴らしい教えを広げる使命感じる」

ホイス・グレーシー（左）から黒帯を授与されたMAX増澤氏
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　ブラジル出身の伝説の格闘家、ホイス・グレイシーが公認する柔術道場「ホイス・グレイシー柔術アカデミー東京」の代表を務める増澤慶介（MAX増澤）氏（54）がこのほど、米国コロラド州デンバーで開催された宗主ホイス・グレイシーによる「黒帯テスト」に挑戦し、合格した。ホイス・グレイシー柔術黒帯取得は日本人として初となる。

　今回テストが行われたデンバーは、30年前に「第1回UFC」が開催された場所。プロレスラー、キックボクサー、空手家、総合格闘家など屈強の格闘家8人による闘いが繰り広げられた中、最も軽量で体格的に劣っていたホイス・グレイシーが無傷で優勝。グレイシー柔術の名が世界に広まるなど、ホイス・グレイシーにとってゆかりの地でもある。

　「第1回UFC」での伝説誕生から30年後の今年、その所縁の地で栄誉を手に入れた増澤氏は「この度は、私が黒帯を取得することができたことを非常に光栄に思います」と感謝と喜びを口に。また、自身の道場について「ごく普通の老若男女が、誰でも安心・安全にかつ効果的に護身術のグレイシー柔術を学べる場」とし、「その素晴らしさを広めるべく、さらに尽力して参ります。日本で唯一のホイス・グレイシー柔術ネットワークであることの特別さを認識し、この素晴らしい教えを日本で広げていくことに使命を感じる」とコメントした。