内山高志氏　2連勝の那須川天心「KO出来ないとかはどうでもいい」KOダイナマイトも認めた才能とは？

元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏
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　WBA世界スーパーフェザー級を11度防衛し、スーパー王者に認定された内山高志氏（43）が自身のYouTube「KOチャンネル」で、那須川天心（帝拳）のデビュー2戦目を評価した。

　内山氏はグスマンに8回大差判定勝ちした試合を「凄く良かった。1戦目よりどっしり構えて強いパンチを打とう、倒そうという意思がはっきり見えた」と振り返った。

　2度ダウンを奪ったことで倒せることも証明出来たとし、KO待望論も「KO出来ないというが、そこは僕はどうでもいい」と一蹴した。

　内山氏は天心のボクシングの魅力に打ち終わりの反応の良さを挙げ、「打った後のサイドとかの動きは一級品。当て勘もいい」と称えた。

　現役時代は24勝中20KOを誇り、「ノックアウトダイナマイト」の異名を持つ。

　その内山氏は「パンチのある選手はカウンターとかじゃなく相手が構えてるところにワンツーを打ち込んで倒す。井上尚弥もそう」と指摘した。

　天心の才能とKOパンチャーの持ち味の違いを示しながら「現実的に井上尚弥ってのはまだですけど、対戦するかもってウワサになるレベルになったら面白い」と今後の成長に期待した。